
上の写真は、私の実家のすぐ近くであいがも農法を行う田んぼです。
既に田植えは終わっていますが、この田んぼにはタイトルの通り「もち米」を植えています。
この写真からでは、苗が植わっているのかどうか分かりづらいですが、これが日を経ていくと緑色がどんどん濃くなっていきます。
右に少し見えているのがあいがもたちの小屋です。
この田んぼでのあいがも農法は4年目になりました。2年目以降は、レンゲを播くくらいしか肥料を入れていませんが、収穫量は落ちていません。今年はどうなるでしょうか。
できたもち米で、米の販売イベントとして餅つきをやりたいなと考えています。
皆さんも楽しみにしてて下さい。
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- 2010/05/31(月) 15:05:36|
- 稲作
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昨日連絡をもらった写真です。
四万十市西土佐の方の川地域でヒノヒカリという品種を植える予定の田んぼです。
あいがもの住処もできました。
週明けあたりから田植えになるかと思います。
6月6日の日曜日には2度目の田植えイベントを実施します。
まだまだ参加者募集中です。興味のある方はぜひご連絡を下さい。
- 2010/05/30(日) 08:05:40|
- 未分類
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間が空いてしまいました。
今週は高知市への出張で留守にしていました。
その間に、ほかのメンバー達によって、救出した雛たちも再度田んぼへ入れています。
今朝様子を見に行った時の感じでは、大丈夫そうでした。今は小屋の前の狭い場所だけで遊ばせていますが、そろそろ間仕切りを外しても良さそうです。
小屋の前で毛づくろいしている様子などを写真に撮ったつもりだったのですが、何故か写真が残っていませんでした(汗)。
なので、今日も写真なしです。ごめんなさい。
- 2010/05/29(土) 14:37:19|
- 成長の様子
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一日空いてしまいました。
今週は出張中につき、毎日更新は難しいかもしれません。
昨日(5/25)のことになりますが、一緒に活動している他のメンバーから、「カラスに2羽やられた。」との報告をうけました。昨年まではカラスによる被害も無かったのですが、今年はカラス対策が上手くいっていません。
ハンター係は報復を誓っていましたが・・・。
なかなかトラブルが多いですが、めげずに頑張りたいと思います。
- 2010/05/26(水) 07:00:34|
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今年4月15日から4月18日、味噌を仕込みました。
インターネット上の情報と、味噌をテーマにした絵本を参考にして、初めて仕込んだものです。
大ざっぱに分けると、15日から17日は米麹づくり、18日に大豆を茹で、潰し、混ぜて、仕込みという日程でした。米麹の出来がイマイチだと感じていたので、ほとんど諦めていました。
で、仕込みから約一カ月が経過した本日、切り返してみようと開けてみました。
予想外にカビや腐りが出ておらず、塩は効いていますが、口にした人は「味噌っぽい」とのことでした。
私も口にしてみましたが、匂いも味も特に違和感は無く、浮いてきていた水分(たまり(?))を舐めてみると醤油っぽい感じで、立派な味噌になる予感が・・・。これから暑い時期になってくるので、まだまだ油断はできません。どうか無事に味噌になりますよーに!(パンパン(かしわ手))
ちから では、大豆を育てる予定もしていますので、収穫した大豆で「手作り味噌造り体験」とかできれば良いなぁと考えています。

↑↑↑しゃもじを使って切り返し中の味噌(になる予定の物体(笑))。

↑↑↑振り塩して再び熟成へ。
- 2010/05/24(月) 11:56:18|
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今日は大雨でした。
それも降ったり止んだりを頻繁に繰り返す大雨です。
近年の局地的豪雨現象など、農業にとって好ましくない天候の変化を感じています。
温暖化の影響など、農業を行う上で予測できない、また、予測できてもどうしようもない被害が増えてきているように思います。
なんとかならないものかと言ってみたところでどうにもならないわけでして、自分たちの試みが少しでも地球環境や地域の環境に良い影響を及ぼすように事業を組み立てていこうと思います。

携帯のカメラなのでちょっと分かりづらいですが、自宅ベランダから撮影した雨の様子。
- 2010/05/23(日) 17:53:50|
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ちから で作っている「四万十のあいがも米」は、区分としては無農薬でなく減農薬となります。これは、苗を近くの農業公社から購入しており、種子段階での消毒が行われているためです。
では、減農薬とは一体どういうことなのか、以下、Wikipediaからの抜粋による減農薬の定義(?)です。
農林水産省の特別栽培農産物に係る表示ガイドラインでは無農薬や減農薬の語を用いず、その農産物が生産の原則に基づき、かつ生産された地域の慣行水準(その地域で慣行的に行われている節減対象農薬・化学肥料の使用状況)に比べて、節減対象農薬の使用回数が5割以下、化学肥料の窒素成分量が5割以下で栽培された農産物を特別栽培農産物(特別栽培○○)として一括し、農薬の不使用や節減については、「農薬:栽培期間中不使用」や「節減対象農薬:○○地域比○割減」などといったより明確な表示を用いることと定めている。
これによると、「四万十のあいがも米」は「農薬:栽培期間中不使用」という部類に入ることになります。
「節減対象農薬:○○地域比○割減」よりは、遥かに農薬を使用していないことが分かっていただけるかと思います。
ただ、私自身、こういうことを調べてみて初めて感じたことですが、こういった表示方法は消費者の方には非常に分かりづらいのではないでしょうか。
私たち、(株)ちから では、来年以降の無農薬化を視野に入れつつ、田んぼや畑をいつでも見てもらえる状況を作り、皆様の信頼を得ることで、表示の分かりづらさを補っていきたいと考えています。
近くにお越しの際は是非ご一報ください。あいがも泳ぐ田んぼを見ていただきたいと思います。
- 2010/05/22(土) 10:43:53|
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現在、ヒノヒカリという品種を植える田んぼをあいがも農法用に改装中。
第2期工事分では、あいがもの居住区は土間式になる予定です。
第1期分(品種はコシヒカリ。すでに田植えが終わってます。)は板を利用した「小屋」形式なので、掃除が必要になるのですが、少し手狭なため、作業しづらい感じです。
土間式はその中に害獣が入り込んだら・・・という心配があり、一長一短ではあるのですが、1度整備してしまうと翌年以降が楽になるという利点もあり、第2期工事分はこちらの方式を採用しました。
(株)ちから は四万十市西土佐地域の建設業者5社で作った会社なので、こういった作業は建設会社側にお手伝いをお願いしています。
上手く行くと良いのですが・・・。
ちなみに、捕獲作戦は未だ継続中。ハンター係が名人になるのはいつの日やら・・・。

上の写真は2期工事の様子です。

1期工事によるあいがも居住区。手前の苗は田植え後余ったもの。
- 2010/05/21(金) 13:21:48|
- あいがも農法
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放飼したあいがもが害獣の被害に遭う事態が続いていました。
トータルでかなりの数が被害に遭っており、周囲を囲った金網、ネットでは対応が不十分ということで、罠による捕獲作戦へと方針を変更。これまでのところ戦果はなく(苦笑)、現在も捕獲作戦継続中です。
あいがも農法そのものは4年目となっていますが、場所と規模が変わると様々な事態が発生するということを思い知る毎日です。
害獣側も生きるための行動とはいえ、こちらも背に腹は代えられません。一日も早い犯人逮捕を願う日々です。

上の写真は、家地地区駐屯第三小隊の面々。一列縦隊で整列中(笑)
- 2010/05/20(木) 12:39:42|
- 成長の様子
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昨日、あいがもたちの救急救命活動を行ったわけですが、田んぼから引き上げた雛たちの今日の様子は良好でした。
3-5日ほど経過を見た後、再度田んぼへ投入(?)予定です。
それまでに毛づくろいが上手になってね。


上の写真は比較的元気な雛。下の写真は、救出後、餌と一緒に与えた水で濡れても毛づくろいが出来ておらず、再救出した雛たち。
- 2010/05/19(水) 13:02:07|
- 成長の様子
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今日は5月13日着の雛を田んぼに放してみようかということになっていました。これまでは田んぼに設置した小屋の中で生活してもらってました。生後1週間くらいなので、問題がないはずと思ったのですが・・・。
小屋の付近を小さめに仕切って放し、作業が終わって帰る際に確認してみると、毛を乾かすことができず、水の中で動けなくなっている雛が沢山いました。
急いで田んぼから引き上げましたが、何羽かは既に死んでいました。
引き上げた雛を近くの建設会社の事務所に連れて帰り、タオルで体を拭いた後にドライヤーで乾かします。
救出した時には全く動くこともできなかった雛たちも、体を乾かしてやると徐々に動き出し、自分で毛づくろいをしたりするようになりました。少しホッとしました。
本来、自分で毛づくろいをし、乾きやすくする習性があるのですが、今回、上手にできないのが沢山いました。これまではそういったことがなかったのですが・・・。
念のために、自力で毛を乾かすことができていた連中も田んぼから引きあげてしばらく様子を見ることに。
生き物なのでイレギュラーなことが起こるのは覚悟していましたが、今回のように多数の雛が同時にトラブルに陥ることはこれまでになく、想定もしていなかっただけにショックでした。救出した雛たちが元気になり、田んぼで働けるようになることを祈るばかりです。
- 2010/05/18(火) 16:26:49|
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今回は少し重たい話になります。
タイトルの「合鴨水稲同時作」とは、私たちがアドバイスをいただいた岡山大学の先生に教えていただいた言葉です。
あいがも農法で使ったあいがもたちを翌年また使うということはできません。(そういった利用ができないかという研究もあるようですが。)
成鳥となったあいがもを田植えをしたばっかりの田んぼに放すと、稲を踏み荒らしてしまうからです。また、稲が大きくなってから放すとすると、雑草も大きくなってしまっています。成鳥になると体を成長させる必要がなくなるので、虫などの蛋白源はあまり必要としないので、害虫駆除効果があまり得られないという面もあります。
では、田んぼでの役割を終えたあいがもたちはどうなるのか。
もちろん、それぞれの農家さんがどうするのかによって変わってくるわけですが、私たちは「食べる」ことにしています。
つまり、「合鴨水稲同時作」とは、「田んぼの空きスペース(苗が植わっていない空間)と資源(雑草や害虫)を利用して畜肉としての合鴨も同時に育てる」という意味です。
もちろん、「可哀想なこと」ですが、では、牛や豚はどうなのか。鶏肉、鶏卵は?野菜だって米だって生きてます。私たち人間は、他の生き物の命を頂かなくては生きていけません。
「20世紀は石油を巡って戦争が起きた時代。21世紀は水と食料を巡って戦争が起きる時代。」というようなことも言われますし、実際世界中ではこの瞬間にも多くの命が飢えによって失われています。その一方で、日本では多くの食べ物が廃棄されている現実もあります。
この事業を通じて、生きること、食べることの現実を伝えていけたらと思っています。
・・・が、私自身が学習し、気づかされる毎日です(汗)。
写真は2010年のあいがもたち。生後20日くらいです。
- 2010/05/17(月) 10:30:55|
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あいがも農法は、田植えをした田んぼにあいがもの雛を放し、雑草・害虫の駆除を行ってもらい、養分を落としてもらう(フンなど)ことで、農薬・化学肥料を使わずに行う米作りです。
あいがもたちを田んぼに放すことで得られる効果にはざっと以下のようなものがあります。
雑草駆除-田植えとあいがもの生まれた日を調整して、稲を食べずに草を食べるように仕向けます。
害虫駆除-あいがもは雑食性なので、蛋白源として虫も食べます。タニシも食べるようです。ウンカやカメムシといった米に悪さをする虫の発生がかなり抑制されます。
施肥-フンなどが肥料になります。
代掻き効果-あいがもが移動することで田んぼの水が常に濁ります。これによって雑草の成長抑制や稲にも良い効果があるとされています。
株元刺激-稲の苗の株元を刺激することで、根が張り強い稲として育ちます。ブンケツ(根元から分かれて株を構成する茎が増えることといえば良いかな?漢字は?です(汗))も促進されます。
このように沢山の効果をもたらしてくれます。人手のみで農薬を使わないとなると大変な労力ですが、日々の餌やり、水の管理のみで概ね収穫まで行き着きます。
今年はあいがも農法による米作りがメインですので、その模様をお届けしていきたいと思います。
以下の写真は2007年のものです。
- 2010/05/17(月) 10:07:29|
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前回は会社の名前の由来について書きました。今回はどんなことをする会社なのかを書きたいと思います。
会社の理念として、「安心・安全な農作物を作る。それによって日本人の財産である四万十川の環境保全に寄与する。」と考えています。
なので、農薬・化学肥料は極力使わない農法を実践します。
単一作物を沢山作るのは、栽培の面でのリスクがあることと販売の面での困難さがあることを考え、少量でも多品種を栽培し、それらの作物の栽培・収穫・加工を体験・経験することをパッケージにして営業していきたいと考えています。
2010年は手始めとして、あいがも農法による米の栽培を行っています。そのほかに、サツマイモや大豆やコンニャク芋、果樹園の整備を手がける予定です。
できることはイベント化し(例えば田植や稲刈りなど)、皆様にも参加いただけるように頑張っていきたいと思います。
- 2010/05/17(月) 09:40:52|
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「野菜には力がないといかん。
力がある野菜を作るには、土に力がないといかん。
力のある土に育てられた力のある野菜を食べたら、体に力が出てくる。」
とある86歳のおばあちゃんが話してくださったこの言葉が、会社の名前の由来です。
「力」ある土に育てられた「力」ある食べ物を通じて、皆様の生きる「力」を、この四万十の「地から」お届けする。
更には、過疎が進み年々廃れていく田舎に対して、応援してくださる皆さんの力を頂きたいと考えています。
平成22年3月15日に産声をあげたばかりで、一人前になるにはかなりの時間が必要ですが、皆様応援よろしくお願いします。
- 2010/05/17(月) 09:01:47|
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